特殊詐欺被害を未然に防いだとして、松山西署は30日、伊予銀行堀江支店(愛媛県松山市堀江町)の篠浦寿英支店長(45)と、行員の酒井信行さん(53)、森田綾翔さん(28)に感謝状を贈った。
 署などによると、22日正午ごろ、支店窓口で市内の80代の女性が「家の修理のため」と約400万円の定期預金の解約を求めた。対応した森田さんが、落ち着きのない様子と多額さに違和感を覚え、使い道などを再確認。理由が二転三転したため、松山西署に相談した。